2010年5月16日(日) Musicmartホール「プローベ」にて開催いたしました。
Musicmart Program Vol.3は、日本では珍しいマーチングパーカッションを用いたドラムパフォーマンスグループ「鼓和-core-」の初めてのクリニックということで、申し込み開始前から問い合わせが殺到。当日も開催定員一杯の参加者が集まりました。このクリニックのポイントは通常の講師一人が大人数を指導するクリニックとは違い、アメリカDCIのチームでスネアインストラクターも務めるメンバーの大窪研二さんを中心に、鼓和メンバー全員が指導に当たるスタイル！マンツーマンに近い形で進められるので、参加者にあった指導が随所で展開され、とても効率良く『丁寧・親切』に進められました。 そして、何よりも所々で演奏される鼓和の大迫力のパフォーマンスが間近で見ることが出来る、素晴らしいクリニックとなりました。
第一部 インストラクターによる実演・解説による「バッテリーパーカッションについて」
◆バッテリーパーカッションについて
・楽器ごとの特性/役割
・楽器ごとのセッティング、チューニング、譜面について
・より効率的に練習を行う為の道具 ・基本練習、応用練習
・個人プレーとラインプレーの違いや練習方法について
・その他
◆テクニックについて
・グリップ ・ストローク
・ルーディメンツ
・トリック/ギミック
第二部 クリニック受講者と講師による演奏
◆一部で解説した内容をもとに、鼓和-core-とクリニック受講者とのアンサンブル形式での練習
◆グループごとに簡単なショーケースを用意しての練習、発表
◆質疑応答
メインインストラクター：大窪研二
徳島県出身、現在京都府在住
中学からパーカッションを始め、高校卒業後の2003年より渡米。
2003年からエイジアウトの2005年までの3年間、DCI Division�気痢�Pioneer Drum&Bugle Corps」でスネアドラムを担当。
2003年に、鼓和-core-リーダーの夏井洋平と共にプレー。
2005年には、センタースネアを務め、ドラムラインの中でも重要な役割を担う。帰国後、2006年より日本での指導を開始すると同時に、鼓和-core-の立ち上げに参加。また、同年夏には「Pioneer Drum&Bugle Corps」アメリカでの指導もスタート。
2008年、2009年には「blast!」で有名な石川直氏が企画する「石川直Solo Project」 に2年連続で参加。
現在は、鼓和-core-のメンバーとして活躍する他、国内のマーチ ングバンドやドラムコーの指導、大会の審査員、またDCI Open Class「Revolution」 のスネアインストラクターを務める。
